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    『ロマール・ノワール -新ソードワールドRPGリプレイ集NEXT(1)-』

    • 2004.09.01 Wednesday
    • 11:40
    『懐かしい宇宙<うみ>』の次はやはりセットで購入した『Moonlight』のことを記そうかな、と考えていたんですが、その間にこのロマール・ノワールを読み終えてしまったので、書いてしまうことにします。

    新ソードワールドRPGリプレイ集NEXT(1) ロマール・ノワール
    新ソードワールドRPGリプレイ集NEXT(1) ロマール・ノワール
    グループSNE, 清松みゆき

    以前にもちらりご紹介した通り、ソード・ワールドのリプレイ最新シリーズの第1巻がこのロマール・ノワールです。
    著者は藤澤さなえさんで、GM(ゲームマスター)も務めるワケですが、GM経験はほぼ皆無の新米で、というか、ソード・ワールドRPGのようなTRPGの経験も少ないという、何とも無謀なシリーズ敢行(誤字にあらず)です。
    そのため、このリプレイでは、ゲームプレイにところどころミスが目立ちます。
    しかし、これまでのリプレイシリーズとは違い、その訂正や補足については巻末にて示されており、本文中で修正はあまり行われていないとのこと。
    正しいゲームの例示であり続けてきたSWリプレイですが、このNEXTは実際に遊ぶゲーム進行の例示という新たなスタイルでのリプレイシリーズとなっています。

    前シリーズであるへっぽこーずのリプレイは、プレイヤーのへっぽこぶりがゲームプレイヤーの背中を押す効果を持っていました。
    ゲームプレイをするうえでの気構えを緩和し、プレイヤーとしてゲームに触れてみようという気を起こさせるようなそんなシリーズがへっぽこーず。
    それが、このNEXTシリーズでは、今度はGMの背中を押す効果を持っています。
    何かと抜けていて(ドジっ子っぽくて、読んでいるうちに可愛らしく思える)そのあたりはやっぱり初心者の藤澤GM。
    プレイヤーよりも気構えが大きくなってしまうGMですが、このリプレイでのGMの抜けているところが、かえって読者の初心者GMを勇気付ける一助となる感じです。
    各話(セッション)の間には、「幕間」という形で、軽い反省対談も収録されており、そこに書かれたアドバイスもためになるものばかりです。

    と、そうした効能もある作品ですが、オススメしたいと何よりも思わせるのは、一冊の読み物として十分に面白いものになっているということ。
    特に、この終わりに収録されている第3話なぞを読んだときには爆笑しました。
    第1話からしても(おたおたしている様子が可愛くて仕方なく、頭の中では「藤澤"ウェンディ・イアハート"さなえ(メイド服仕様)」と勝手に想像するくらいに素敵な)GMの抜けっぷりとプレイヤーの遊びっぷりが面白いです。
    ゲームとしては「ぶっちゃけありえない」と思えるキャラクターのひ弱さとシナリオ進行ではあるのですが、実際に本として刊行されていることからも当然のように、セッションとしてはきちんとそれぞれ完結をしているので、そこは安心して読むことができますし。
    キャラクターの打たれ弱さ、バランスの偏りっぷりにはものすごいものがありますので、それだけでも無謀さを感じることができるでしょうし、興味深く読めるのではないかと思います。
    というか、やっぱり第3話がツボにきました。面白すぎました。
    幕間も幕間で、セッション外のことではあるけれども、楽しい対談になっているので、これもまた読みどころ。

    藤澤GMの不安が今にもにじみ出てきそうなリプレイですが、読み方次第で楽しみどころはたくさんあります。
    暖かな目で、軽い気持ちで読んでくだされば幸いです。

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    • 2014.09.12 Friday
    • 11:40
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      コメント
      はじめまして。かのと申します。最近読んだ書名を見かけて記事を拝読させていただきました。
       新シリーズ、今度はどんな手でくるのかなと私はなかば戦々恐々と読んだのですが、確かにほほえましくはあるのですが、ちょっとあぶなっかしくて見てられないなあというのも正直な感想なんですが。
       マスターのだめっぷりは、なかなか初心者後押し企画的にも好感度大と思いますが、なんというか、プレイヤが痛いというか。対談にもあるように、某エルフがマスターに楯突く気みえみえってのが個人的にはう〜んと思ってしまって。初期ノリスとは別の意味で痛々しい・・・。
       でも「1クレスポ」は面白いですよね。笑ってしまいました。
      はじめまして。コメントありがとうございます。
      かのさんと同様の意見は発売以後、幾つか見受けていました。
      ファン読者に共通した感想として、「バランスとテンポが悪くて綱渡り的」「ベテランプレイヤーなだけにGMに厳しいプレイング」という点で、危惧のようなものは大方あるようです。
      でもだからこそ、この作品の楽しみは読み方次第でがらりと変わるのだとも思いました。

      その思惑の出所がどうであれ、幕間にもある通り、シナリオ開始時にプレイヤーが能動的に動けないシナリオ構成なのも確かなところ。
      辛辣に思えるプレイングですし、読み返しても実際にそうなのですが、見方を変えれば、出るところ出るところで一番ストレートにGMに向き合っているのは某エルフでもあるのです。
      進行上では先攻で我を通しているものの、自由度の高いシティ・アドベンチャーをプレイヤーなりに広げようということでは、自ら他PCと別行動になったりするあたり、悪い動きをしているようにもみえません。
      NPCとの接触もなく独りになってることが多いので、どうにもこれはただの非協力だという印象で、目に付いてしまうんではないかと思います。

      バランスがとれているとはいいませんが、マロウとシャイアラが対照的に立ち回っていることがロマ・ノワの象徴ではないかと感じます。
      掛け合いではそうはみえませんが、GM想定のゲームの流れからすれば、ボケとツッコミ。
      そのおかげで、ぎこちなくもリプレイ本としてできている感じもします。
      まぁ、まず立ち回りの協力的なことをいえば、GMサポートの立場っぽいブックが挙がってきますけれど、ね。

      それに、他のリプレイシリーズでもそうですが、キャラクターごと注目して読んでいくと面白いです。
      クレスポ単位は今後も続くでしょうね。
      敵の生命力判断もクレスポ単位が標準になったりとかありそうです。
      あと、個人的にはハイレベルな敏捷度の差が好きです。
      パーティ全体の能力の際立ちが過ぎてるところで笑ってしまうんですよ。
      真っ向勝負は無茶が過ぎるの見え見えですから、戦闘となると色々見せてくれるのは確定なので、それだけで楽しみになります。
      ダークエルフ戦が特に楽しみ。

      もちろん、続刊には期待しています。
      • halki
      • 2004/09/01 7:24 PM
      購入するつもりだったんですが、荷物が重くて先送りにしてます。最近ほとんど、RPGリプレイは読んでないので楽しめるかどうか不安ですが、その内買うつもりではあります。
      僕も、読みたいもの、聴きたいものがまだあるのですが、
      やはり一部は先送りにしてしまっています。
      NEXTは、これまでのSWリプレイとはタイプが異なるので、
      読む前からあれこれと期待せずに、
      新たな気持ちで向き合ってみるといいかもしれません。
      • halki
      • 2004/09/02 11:45 PM
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